業務可視化（プロセスマイニング）｜電通総研 AI×Automation（UiPath）

業務プロセスの「見える化」を行い、業務改革の実現をサポートします。

プロセスマイニングとは、システム上に記録されている出来事(ログ)から、プロセスモデルのバリエーションを再現・分析することで客観的にプロセスを評価、業務改善を行うための分析手法です。電通総研ではプロセスマイニングに必要なデータの準備や分析、評価や改善策立案をご支援いたします。

業務改革に取り組む現在の環境とよくある課題

顧客ニーズの変化が激しく、様々なチャネルを使い多様なサービスを提供する現在において、今までのアナログな手法での業務改革には限界があり、期待する改善効果が不透明ロボットのROIが見合わない
使いこなしていくには、自社が持つ様々なデータの活用・理解が不可欠
自部門だけで閉じた改善活動には限界があり、企業活動の全体最適には組織横断で業務改革を目指し、経営層を巻き込んだ意思決定と全社でデータ活用するシステム基盤の整備が必須

プロセスマイニングは、システム上に記録されているログ（出来事）から、プロセスモデルのバリエーションをデジタルで再現し、分析を行うことで、現実に起きている業務プロセスの問題を発見し、標準プロセスへの適合性チェックやパフォーマンス改善を行うための分析手法です。

電通総研ではプロセスマイニングに必要なデータの準備や分析、評価や改善策立案を行い、トライアル導入から操作トレーニング、活用コンサルティングまでトータルでサポートします。

部門	適用業務	改善ポイント
営業・商品管理	受注から発送まで	リードタイムの短縮とボトルネックの解消・低減標準化プレセスの見直し
調達・財務	発注から請求・入金まで
財務	売掛金・買掛金の回収プロセス
顧客サポート	問合せ受付から回答まで	リードタイムの短縮とボトルネックの解消・低減
製造部門	製品検査プロセスのチェック	適正プロセスへの準拠、是正、コンプライアンス報告
情報システム	システム再構築の投資効果算定	ユーザー部門-システム部門間の認識共有と、構築システムによる業務目標への投資評価と改善
監査部門	コンプライアンス監査	逸脱プロセスの検出、是正、防止
事務全般・財務	テレワーク時の業務状況把握	ボトルネック処理の把握、処理の進捗把握、余韻別のパフォーマンス把握

全社的なデータ活用に向けた「ベストプラクティス」に

全社でデータ活用の基盤を整備し、データ(事実)に基づき可視化された共通の情報をもとに、社内の誰もが同じ数値を基に判断することで、公平でスピード感のある、データドリブンな経営が可能となります。

しかし、データを使いこなすためには、自社が持つ様々なデータの理解・活用が不可欠となり、一足飛びには難しいため、先ずは今あるログから見える範囲でプロセスマイニングの活用効果を実感し、業務可視化への取り組みを始めるベストプラクティスにご活用いただけます。

システムログからプロセス（因果）分析を行うことで、「客観的な業務プロセスの改善点を発見⇒具体的な改善アクション」を繰り返す継続的な取組みが可能です。

DWH/BIによる基幹システムアウトプット情報からパフォーマンスを分析し、原因と対策を結果データから人間が分析し解決策を策定していました。

DWH/BIによる基幹システムのパフォーマンス（結果）分析に対し、システムログからのプロセス（因果）分析を行うことで、結果に結びつく業務プロセスの改善点を探し、具体的な改善アクションをデジタルに策定するために活用できます。