Snowflakeとは
Snowflakeは、米国Snowflake Inc. が開発・提供するクラウドデータプラットフォームです。「データクラウド」をコンセプトに、企業で蓄積された多種多様・大量データのマネジメントや、社内外とのセキュアなデータ共有をワンプラットフォームで実現します。SaaS型・従量課金型のため、従来のアーキテクチャで課題となっていた初期導入のコストやデータ・ユーザの増加に伴う管理・運用負荷も軽減できます。
製品コンセプトの変貌
Snowflakeは、単なるクラウドDWHではなく、クラウド上のあらゆるデータを共有・活用する『データクラウド』へ進化しています。
製品概要
Snowflakeは、クラウドならではのスケーラビリティや高いパフォーマンスを活かして、データウェアハウス構築時のあらゆる課題を解決することができます。
Snowflake の特長
Snowflake の特長は以下の通りです。
特長1 独自のアーキテクチャにより超高速処理を実現
Snowflakeは、企業の様々なデータを一元的に管理し、分析・データサイエンス・データ共有・3rd Partyデータの活用を同一プラットフォーム上で実現するクラウドソリューションです。Snowflakeの最大の特徴は、データを保管するストレージ層と処理を実行するコンピュート層(仮想ウェアハウス)がそれぞれ分離独立している点です。これにより、データは集約して一箇所で保管しつつ、複数の処理を同時に実行可能となります。
特長2 フルマネージドサービスで運用負荷を軽減
一般的に、DWHの保守運用においては、リソース監視やサイジング、バックアップ・リストアなど、多岐にわたる作業が発生し、専任の人員を確保する必要があります。Snowflakeでは、DWHの保守運用に必要な上記の様々な作業にかわるサービスが提供されており、お客様を運用管理の負荷から解放します。
特長3 データシェアリング機能で社内外とのセキュアなデータ共有を実現
Snowflakeは、「データウェアハウス」を「データシェアハウス」に進化させます。データをコピーせず、相手に合わせて必要なデータのみを参照・共有することにより、組織内/外で安全なデータシェアリングを実現します。
また、Snowflakeは、自社のデータ統合だけでなく、グループ企業・社外パートナー・オープンデータの活用に強みを持っています。
世界中のデータプロバイダーにより、幅広い業種・用途のデータが「Snowflakeマーケットプレイス」上で公開されています。すぐに実行可能な状態で3rd Partyデータを取込み、活用が可能です。
Snowflakeが選ばれる理由
データ活用のスタート~運用・改善~拡張までの各段階で抱える課題は異なります。
Snowflakeは、上述の特徴を活かし、どのような段階の課題をも解決可能なソリューションです。
それが、Snowflakeが選ばれる理由といえます。