企業におけるデータマネジメントの定着・成熟をサポートします。
データマネジメントの必要性
変化が激しく先行きが不透明な環境下において“競争優位性を保つ”ためには、「データドリブン経営」の実現が必要です。「データドリブン経営」の実現には、マネジメント層だけでなく、すべての社員がデータの内容を把握し、自発的に可視化/分析をできる「真のデータ活用」が重要であり、さらにデータを活用できる状態を維持し、さらに改善する「データマネジメント」が必要であると我々は考えています。
*詳しいことは、データマネジメントの必要性でご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
データマネジメントコンサルティングサービスとは?
電通総研のデータマネジメントコンサルティングサービスは、まずはじめにお客様の現状を把握し、将来像を定義したうえで、その実現に向けたロードマップ策定をご支援します。
その後、データ基盤構築と並行して、構築後の利用拡大を見据えたデータマネジメント活動(データマネジメント体制整備 / 先進活用チームによる推進支援(事例作り) / 教育・コミュニティ運営 までの一連のプロセス)をワンストップでご支援、データドリブン経営を成功に導きます。
電通総研では、データマネジメントの専門家が、DMBOKの知識体系を軸に、データの特性を理解した上で、データ連携ツールやデータカタログなどの最適なソリューションを組み合わせてデータマネジメント基盤全体の計画・構築・運用をご支援いたします。
*DMBOKは全世界のデータ専門家のための国際的な非営利団体であるData Management Association International(DAMA-I)がまとめたデータ管理の入門書でデータから価値を生み出す方法が解説されています(データガバナンスを中心に11の知識領域が定義され、効果的で一貫性のある活動を行うための指針となっています)
データマネジメントコンサルティングサービスで提供しているサービスメニュー
①ロードマップ策定
「データ基盤は構築したものの、利用範囲が限定的で、この先の広がりが見えない」という状況に陥らないためには、データ分析基盤の構築に先んじて、ロードマップを策定し、段階的に活用を推進していくことが重要です。
電通総研は、現状を整理し、目指すべき将来像を定義したうえで、As-IsとTo-Beのギャップを埋めるための施策をレベル別で立案し、ロードマップとしてまとめるご支援をいたします。
②データマネジメント体制整備
エンドユーザーが安心して気軽にデータを活用するためには、セキュリティやガバナンスといった観点はもちろん、データの品質が確保されていて、データの素性/内容を把握できることが重要です。
そこで、セキュアな環境の用意やガバナンスを効かせるルール作りに加え、データの品質を確保し、データの素性/内容をわかりやすく整理してエンドユーザーへお届けするといった、現場のデータ活用を推進することに軸足を置いたマネジメント組織を立ち上げましょう。
電通総研は、マネジメント組織の立ち上げ/データ(マスターデータ/メタデータ/データ品質など)の定義/データガバナンスルールの作成/データ運用プロセスの整備など、効率的にデータマネジメント体制を整備するためのご支援をいたします。
③先進活用チームによる推進支援(事例作り)
データの品質を確保してくれるマネジメント組織に加え、現場のデータ活用を計画・推進するチームも立ち上げましょう。先進活用チームが、最新のツールを駆使しながら、先陣を切ってデータ活用の効果を検証し、ユーザー部門を巻き込みながらユースケースを展開することで、データ活用のハードルが下がり、ユーザー部門でも利用が促進されます。
電通総研は、先進活用チームの立ち上げ/ユーザー部門の業務課題ヒアリング/データ活用シナリオの作成をご支援。また、実際の課題に寄り添ったデータの可視化・分析により、データ活用の効果を検証し、成果出しを行います。
④教育・コミュニティ運営
データ活用の成果出しや定着は、息の長い活動です。活動の維持・発展には、教育やコミュニティ運営を通して、社内のデータ活用能力を高め、自律的に活動できる状態とすることが必要となります。
電通総研は、データ活用能力を高め、自律的に活動できる状態にするためのスキル定義/教育計画作成/教育コンテンツ整備/コミュニティ構築/情報発信をご支援します。
よくある課題・ご相談の一例
データ活用に関して、次のようなお悩みをよくご相談いただきます。
そこで、これらのお悩みをワンストップで解決すべく、本サービスを開発いたしました。
- DX推進にあたって、データ活用が活動テーマとなっているが、どう進めればよいか分からない
- ルール/管理体制の整備が追い付いておらず、データガバナンスが効いていない
- データ基盤は構築したが、ユーザー部門での利用が進まず、データ活用を促進できていない
- 教育コンテンツ/人材育成の仕組みが整備できておらず、活用の輪が広がりにくい
期待効果
本サービスをご採用いただくことで、次のような効果をご期待いただけます。
- 現状課題の整理はもちろん、今後の利用拡大を見据えた活動計画を策定できる
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管理組織の立ち上げやガイドライン/ルール作成により、ガバナンスを強化できる
- ユーザー部門の業務課題解決に繋がるデータ活用の事例(ロールモデル)作成により、現場活用のハードルが下がる
- ロール毎のスキル定義や教育計画、コミュニティ構築などにより、データ活用人材が増え、育ち、活用の輪が広がる
「データ活用をしたいけど、何から始めればいいか分からない」
「データの質に不安がある」など、データ活用に関する
お困りごとやお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。