エンタープライズクラスのローコード開発プラットフォームiPLAss

iPLAssとは、「複雑なシステムを早く作る」を実現する電通総研製のローコード開発プラットフォームです。
大規模、複雑な業務要件のシステムを中心に、様々なシーンで採用されています。ユーザ数100万人、数億規模のレコード数のシステムでの稼働実績もあります。製造業、金融業、サービス業、公共・自治体など幅広いお客様から、Web会員向けフロントエンド、社内業務システムやモバイルバックエンドなど多様な用途にご利用いただいています。

iPLAssの強み

強み1 – セキュアで複雑なシステムを短納期で開発できる

高い汎用性:社内業務システムから大規模Web会員管理システム、クラウドからオンプレまで

一般的なローコード・ノーコード製品は社内業務向けに用いられることが多く見られますが、iPLAssは社内業務に限らず社外向けのシステムの構築にも適しています。Web会員管理システム向けの機能が充実しており、OpenID Connect、SAML、二段階認証など高セキュアなID管理もノーコードで実現できます。CIAMと同等の機能性も保持しております。また、それら社内・社外の業務、例えば顧客接点業務からバックエンド業務まですべてiPLAss上に構築することも可能です。
実行環境も選びません。iPLAssはJavaで開発されており、クラウド・オンプレどこでも実行可能です。1つの実行環境で事業ごとのサービスを提供するなど、マルチテナントのサービスプラットフォームとしてもご活用いただけます。

強み2 – 事業の成長に柔軟なライセンス体系

納得感のあるライセンス体系

ライセンスはサーバのCPU単位でご購入いただけます。ライセンス料金の課金対象は、本番稼働後の本番環境のみです。開発環境、テスト環境では無償でご利用いただけます。

OSS版の提供

「データの定義と管理」、「ローコード開発・プロコード開発」などiPLAssの基本機能がすべて詰まったオープンソース版も提供しております。オープンソース版で小さく始めて徐々に機能を追加し、高度な機能やサポートが必要となった段階でライセンスをご購入いただくこともできます。

強み3 – プロコード開発者も納得の開発基盤

エンタープライズシステムに求められる強力なカスタマイズ性、高い保守性

ノーコード・ローコード・プロコード開発から、システム特性に合わせ最適な開発手法を選択できます。例えば、顧客が使う画面は顧客満足度優先でプロコードで作り、自社ユーザ向けの画面はコストを抑えてノーコード・ローコードでつくるといったメリハリの効いた投資が可能です。

優れた開発者体験

iPLAssでは、SDKとしてアプリケーション一体型のWeb IDEとMVCパターンベースの開発フレームワークを提供しています。Web IDEで作成した画面は、ブラウザから即座に確認できます。開発フレームワークでは、自動生成されたデータベースや画面機能にアクセスするためのAPIを使って、カスタムロジックの構築にすぐに着手できます。フレームワークはEclipseやIntelliJなど一般的なIDEからWebアプリケーションとして実行でき、プロコードで開発した業務ロジックをその場でデバッグしたり、Web IDEから即座に利用することができます。

ソースコードは、Java、JSP、Groovyで記述できます。 Copilotなどコード生成支援ツールで開発を行ったり、カスタム機能向けインタフェースを使って実装することでコードを再利用することができます。設計情報(メタデータ)もXMLで保存できますので、GitやSVNなど一般的なバージョン管理ツールを使ったチーム開発も可能です。

業務ロジックの機密性も心配ありません。ノーコードもプロコードも業務ロジックはすべてバックエンドのフレームワークから実行されるため、フロントエンドから完全に隔離されます。これらの仕組みにより、ノーコード × ローコード × プロコードによる開発を安全・迅速かつシームレスに進めていただけます。

iPLAssの歴史

2012年に顧客接点構築用プラットフォームとして提供を開始して以来、iPLAssは電通総研の多くのシステム開発で培ったノウハウを詰め込みながら、お客様のご要望に応えてきました。今後も継続的に改善を重ねてまいります。