基礎から学ぶ!ノーコード開発 初心者の私でも作れたよ

#ノーコード開発
公開日:2024年03月27日(水)

序章

最近よく聞くノーコード開発とはいったいどんな開発方法で、どのようなアプリケーションを開発することができるのでしょうか?また実際にノーコード開発をやってみたいと思っても、どのプラットフォームを使ったらいいのか分からずに、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?

本記事では2023年に電通総研に新卒で入社した新人の私がノーコード開発について学んだ体験を通して、ノーコード開発の魅力とその事例、さらにおすすめのノーコード開発プラットフォームを解説します。

ノーコード開発ってなに?

よく耳にするノーコード開発とは、どのような開発手法なのでしょうか?ずばり、ノーコード開発とはプログラミングを必要とせずにアプリケーションやソフトウェアを開発する手法のことです。

従来はアプリケーションを開発するためには専門知識を持つプログラマーがコードを書く必要がありました。これに対してノーコード開発では視覚的なドラッグ&ドロップなどの操作を通じて開発ができるため、エンジニア以外でも手軽にアプリケーションを開発できます。

ここでもうひとつ、ノーコード開発と並べてよく聞く言葉にローコード開発があります。ノーコード開発はローコード開発と比べて何が違うのでしょうか?

ノーコード開発は全くコーディングを必要としません。ノーコード開発と比較してローコード開発ではある程度のコーディングが必要となります。一般的にローコード開発では、ノーコード開発よりも高度なカスタマイズが可能になりますが、開発が複雑になる傾向があります。

簡単にいうと、

  • ノーコード開発はコーディングが全く必要なく
  • ローコード開発はカスタマイズの為に若干のコーディングが必要

ということです。

ノーコード開発についてイメージを持つことができたでしょうか?昨今、デジタル化の進展によってアプリケーション開発の需要が高まっています。そこで、プログラミングの知識を必要とせず、アイデアを直ちに形にすることができる開発手段として、ノーコード開発が注目されています。

事業企画者が押さえておくべき
ローコード開発のメリットと成功事例

ノーコード開発のわかりやすい事例

ノーコード開発ではプログラミングの専門知識を必要とせずに、迅速にアプリケーションを開発できることがわかりました。ノーコードで開発できるアプリケーションの事例には具体的にどのようなものがあるのでしょうか?ここでは具体的な事例を3つ紹介します。

  1. 顧客情報管理システム
    ノーコード開発では、会社名や連絡先、案件情報といったお客様の情報を管理可能なシステムが作成できます。会社名や電話番号などのキーワードでの検索や、複数条件を指定した検索によって探したい情報をすぐに見つけることが可能です。またCSVの読み込み機能を使用することで、既存のデータをインポートすることもできます。今までExcelなどで顧客情報を管理していた場合と比べて、データ検索にかかっていた手間を削減可能です。
  2. アンケートシステム
    市場調査や顧客満足度の調査のためにアンケートを実施する場合があるかと思います。ノーコードプラットフォームでは、アンケートを作成・実施するシステムも開発可能です。アンケートシステムでは、作成者は自由に質問内容や、記述式や選択式などの回答形式を指定し、柔軟にアンケートを作成できます。またアンケートの回答内容は、グラフ集計機能を用いることで円グラフや棒グラフなどのパッと見てわかる形式で表示できるため、アンケートの分析が容易になります。
  3. 日程調整システム

    飲み会などのイベント開催時の日程調整のために、何往復もやり取りが必要になり苦労したことがある方も多いのではないでしょうか?ノーコード開発では日程調整を便利にするシステムも作れます。参加者がシステムに表示された候補日や時間を選択して回答するだけで、自動で結果をグラフに集計し、参加可能者が多い日を瞬時に把握できます。また、あらかじめ参加者に紐づいたメールアドレスを登録しておくことで、回答のリマインド通知も送信可能です。

ノーコード開発の事例を3つ紹介しました。ノーコード開発でどんなアプリケーションを作成することができるのか、少しでもイメージが膨らんだでしょうか?ノーコード開発では身近によく使われているアプリケーションを手軽に開発できます。

ノーコード開発だけではなく、ローコード開発もしたいあなたに

ノーコード開発によって普段わたしたちが使用しているアプリケーションを簡単に開発できることが分かりました。さて、実際のノーコード開発プラットフォームにはどんな製品があるのでしょうか?

市場には多数のノーコード開発プラットフォームがあります。そのひとつにノーコードで開発ができ、さらにローコードによってカスタマイズも可能なプラットフォームとしてiPLAssがあります。iPLAssはJavaベースの開発プラットフォームであり、特に企業で使用されるアプリケーション開発の生産性を向上させることができます。

iPLAssの主な特徴は、Webブラウザからノーコードでデータの定義・登録とアプリケーション開発を行うことができる点です。画面上でデータを定義すると自動でデータの操作画面が構築され、その画面内でデータを登録することができます。登録したデータは画面で参照することができ、画面のデザインは消費者向けにカスタマイズが可能です。

さらに、会員登録などの会員管理機能やデータ集計機能、通知機能、モバイル向けの操作画面、認証/認可といったセキュリティ機能など、アプリケーション開発に必要な機能が一通りそろっています。

さて、本当にiPLAssを使って手軽にアプリケーション開発ができるのでしょうか?実際に新入社員の自分が試してみました。するとiPLAssの公式のチュートリアル(※)を進めることで、一日のタスクを管理する簡単な工数管理アプリをスムーズに作成できました。

※iPLAss公式チュートリアルのURL:https://iplass.org/docs/gettingstarted/index.html

このように、iPLAssではアプリケーションに必要な多数の機能を手軽に実現でき、初心者でも簡単にソフトウェアを開発することができるのです。

    まとめ

    本記事ではノーコード開発とその事例、ノーコード開発プラットフォームを紹介しました。

    ノーコード開発とはプログラミングの知識がなくてもアプリケーションを開発できる手法です。一方でローコード開発とは、ある程度のコーディングが必要となり、高度なカスタマイズができる開発手法でした。

    ノーコードで開発できるアプリケーションの具体的な事例としては、顧客情報管理システム、アンケートシステム、日程調整システムを挙げました。これらのアプリケーションを開発するためには、今までは専門的なプログラミングの知識が求められましたが、ノーコード開発で手軽に開発ができます。

    またノーコード開発に加えてローコードでの開発もできるプラットフォームとしてiPLAssを紹介しました。iPLAssではアプリケーションに必要な機能を一通り実現することができ、新入社員の自分でも画面操作を通じて簡単にアプリケーション開発が可能でした。
    本記事を読んで、少しでもノーコード開発について興味がわいたでしょうか?興味を持った方は、ぜひ実際にノーコードでアプリケーションを作成し、その魅力と手軽さを体験してみてください!

    当サイトでは、ノーコード開発ツールやローコード開発プラットフォームを利用し、業務システムの開発を効率化したいエンジニアの方や、会員サイト構築などの新規事業の目的を達成したい方へ、ダウンロード資料をご用意しております。ぜひ資料をご覧いただき、ご活用ください。